第118回 京都記念（GII）データ分析と考察

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【第118回京都記念（GII）データ分析と考察】

どうもロジカル馬券師渡部です。

近年は京都競馬場の改修工事もありましたが、リニューアル後の馬場傾向も考慮に入れつつ、過去のデータをどこまで参考にできるのかがポイントになりそうです。

過去の傾向

1. 人気別成績

1番人気の複勝率：約70%
過去10年で3勝を挙げ、馬券圏内に入る確率も高く、信頼度は抜群です。
6番人気馬が4勝、単勝回収率612%
波乱の立役者になることが多く、1着に来た場合は大きな配当をもたらす存在です。人気サイドだけで決まりそうなときも、このデータを頭に入れておきたいところです。

2. 前走の成績

前走G1組が強い
特に前走で好結果を残している馬は、ここでも上位に食い込む可能性が高いです。
G2以下で6着以下だった馬は全滅傾向
前走で大きく崩れた馬は巻き返しが難しいデータが出ています。格の高さや直近の好走は見逃せません。

3. 年齢別成績

明け4歳・5歳が好成績
成長力と勢いがある若い世代が中心となりやすいです。
7歳以上は苦戦
過去のレースでは上位に来るケースが少なく、やや厳しい傾向と言えます。

今年の主な出走馬

チェルヴィニア

実績： 昨年のオークス・秋華賞を制した“二冠牝馬”
前走： ジャパンカップ4着
ポイント： スローの流れに泣いた印象あり。京都の馬場が合うかが鍵となりそう。ディープインパクト系を母系に持つなど血統面でも注意が必要。

ソールオリエンス

実績： 昨年の皐月賞馬、宝塚記念2着
ポイント： 安定感が魅力。G1で結果を出し続けている実力は本物です。前走G1組という点でもデータ的にプラス。

プラダリア

実績： 昨年の京都記念優勝馬
ポイント： コース相性抜群。昨年の勝ち馬という点は大きなアドバンテージ。前走も好成績なら連覇の可能性も十分考えられます。

京都芝2200mと血統傾向

京都競馬場の芝2200mは、ディープインパクト系が好成績を残している点が注目されています。また、母父デピュティミニスター系にも好相性のデータが見られます。コース形態的には最後の直線が平坦に近く、器用さや瞬発力に優れた馬が好走傾向。血統だけでなく、前走のレース内容や仕上がり、馬場状態も加味したいところです。