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第60回関屋記念(GIII)データ分析と考察
新潟芝1,600mのマイル戦である関屋記念は夏のマイル重賞シリーズの第2戦として行われ、2025年で60回目を迎えます。2025年は開催日が7月27日(日)、発走時刻が15時45分に設定され、新潟競馬場の外回りコースで行われます。例年は別定戦でしたが、今年からハンデ戦になっており、トップハンデを背負う有力馬に加えて軽量馬にもチャンスが広がります。出走枠はフルゲート18頭で、ハンデ戦による混戦ムードが漂っています。本稿では過去のデータを踏まえて2025年関屋記念のポイントを整理し、注目馬を考察します。
レース概要と出走予定馬
日程と条件 … 2025年7月27日(日)新潟競馬場7R・芝1600m左回り外回りコース。3歳以上によるハンデ戦で、本賞金は1着4,100万円。
出走頭数 … フルゲート18頭。7月24日時点で出走馬と騎手が確定しており、以下が出走予定馬である。
馬名 | 騎手 | 主な特徴/注目点 | 予想人気 |
---|---|---|---|
カナテープ | R.キング | 6歳牝馬。父ロードカナロア、母ティッカーテープ。初音S勝ち馬で前走の府中牝馬Sでは逃げ粘って2着と好走。今年のハンデ戦で軽ハンデが有利と見られ1番人気予想。 | 1番人気 |
ボンドガール | C.ルメール | 4歳牝馬。父ダイワメジャー、母コーステッド。2歳新馬以来勝ち星がなく重賞善戦マンだが、初コンビのルメール騎手で巻き返しを狙う。 | 2番人気 |
レガーロデルシエロ | 戸崎圭太 | 5歳牡馬。2023年京成杯AH3着など重賞実績あり。前走の新潟大賞典10着から巻き返しを目指す。 | 3番人気 |
イミグラントソング | 石川裕紀人 | 3歳牡馬。ニュージーランドT(G2)を勝ち、NHKマイルCでは2番人気11着も地力は高い。速い時計勝負は苦手な面がありスタミナが問われる。 | 4番人気 |
フォーチュンタイム | 三浦皇成 | 4歳牡馬。前走京王杯SC5着など重賞で安定。今回軽ハンデが魅力で上位人気に推される。 | 5番人気 |
シヴァース | 内田博幸 | 5歳牡馬。直線の長い新潟コースが合う差し馬。 | 6番人気 |
ダイシンヤマト | 吉田豊 | 5歳牡馬。あけぼのS勝ち馬で、前走しらさぎS4着も流れ次第では上位争い可能。 | 7番人気 |
アルセナール | 杉原誠人 | 4歳牝馬。父エピファネイア、母サンブルエミューズ。前走分倍河原Sで快勝、L.ルメール騎手が距離は1400mがベストと語っており初のマイルが課題。 | 8番人気 |
その他注目 | オフトレイル(ラジオNIKKEI賞勝ち馬)、ハクサンバード(パラダイスS3着)、トランキリテ、ニシノスーベニア、リフレーミング、ゴールデンシロップ、メイショウシンタケ、キョウエイブリッサ、ジョウショーホープ等も参戦。 | 中穴~大穴 |
新潟芝1600m外回りの特徴
新潟芝1600m外回りコースは、スタートから最初のコーナーまで約548 mあり、長い直線が魅力のワンターンコースです。1周2,223 m(Aコース)/2,248 m(Bコース)で高低差はわずか2.2 m。主な特徴は次のとおりです。
長い直線と速いタイム … 最後の直線は658.7 mと日本の芝コースで最長。天然野芝100%の馬場はスピードが出やすく、平均タイムは1分33秒1、コースレコードは1分31秒5。持久力とスピードの両方を備えた馬が結果を残しやすい。
外回りコース … 緩やかな上り坂から下り坂に続き、スパイラルカーブが採用されているためコーナーでペースが落ちにくい。
枠順の傾向 … 近5年(2020–2024年)の集計では7枠が勝率8.8%、連対率17.6%、複勝率22.0%と好成績で、8枠も勝率7.6%。外枠の馬が直線で包まれにくい利点を活かしやすい。
脚質の傾向 … 近5年の脚質別成績では逃げ馬の勝率11.5%、連対率24.3%と前に行く馬が有利。先行馬も連対率20.3%で、追い込み馬は複勝率7.2%と苦戦。長い直線で後方から差し切るのは容易ではないため、好位からスムーズに脚を伸ばせる馬が有利。
騎手の傾向 … 近5年では戸崎圭太騎手(勝率19.7%)、川田将雅騎手(勝率35.7%)が優秀な成績を残しており、菅原明良騎手も複勝率28.9%と好調。今回出走予定馬の中では戸崎騎手がレガーロデルシエロに騎乗する。
過去10年のレースデータ
配当の傾向
過去10年(2015~2024年)の関屋記念の配当を見ると、3連単10万馬券以上は2回のみで、爆発的な大波乱は少ないが、毎年のように中穴が絡んで馬連や3連複は好配当が続いている。例えば2022年には馬連11,190円・3連複11,030円・3連単77,540円と高配当が出た。
上位馬の傾向
過去10年で1~3着に入った30頭の特徴をまとめると、次の傾向がある。
外枠優勢 … 30頭中15頭が7枠・8枠からの好走で、優勝馬7頭が外枠から出ている。長い外回りコースでも包まれないことが好成績につながっている。
前走が重賞 … 30頭中22頭が前走で重賞レースに出走しており、特にマイル重賞から臨んだ馬の好走が目立つ。
人気 … 3着以内30頭中28頭が単勝1~8番人気で、極端な人気薄の激走は少ない。中穴(4~7番人気)の馬が馬券に絡むケースが多く、中波乱を演出している。
また過去の勝ち馬を見ると、前走でマイル重賞やリステッド競走で好走していた馬が多い。例えば2024年は米子ステークス勝ちのトゥードジボンが勝ち、2着には同レース2着のディオ、3着に水無月ステークス1着のジュンブロッサムが続いた。2023年は京王杯SC4着のアヴェラーレが勝ち、2着には中京記念2着のディヴィーナ、3着には米子S2着のラインベックが入り、前走の実績が直結する傾向がある。
注目馬の詳細分析
カナテープ
前走の府中牝馬ステークス(芝1800m)では勝ち馬を捕え切れなかったが、重賞初挑戦ながら粘って2着を確保。父ロードカナロア譲りのスピードと母ティッカーテープ譲りの粘り強さが魅力で、長い直線でも末脚を持続できるタイプ。斤量面でも恵まれ、今年からハンデ戦となった関屋記念ではトップハンデ馬に比べて1~2kg軽い見込みで優勢が予想される。人気が予想されるが、外枠を引ければ信頼度は高い。
ボンドガール
ダイワメジャー産駒の4歳牝馬で、2歳新馬戦勝利以降勝ち星が遠いものの、桜花賞4着やスワンS3着など重賞で善戦を続けている。今回は初コンビのC.ルメール騎手が騎乗し、この舞台を得意とする名手の手腕が注目される。長い直線での瞬発力勝負は得意だが、気性的にムラがあり、折り合い次第では末脚を発揮する。
レガーロデルシエロ
5歳牡馬。父カリフォルニアクローム。昨年秋の京成杯オータムH3着など左回りマイルで好走。前走新潟大賞典(芝2000m)では10着に敗れたが、距離短縮と得意のコース替わりで巻き返しを図る。戸崎騎手は新潟芝1600mで勝率19.7%と好成績を残しており、相性の良さにも注目したい。
イミグラントソング
ニュージーランドトロフィー(G2)を制した3歳馬で、母系はディープインパクト。NHKマイルCでは2番人気で11着に敗れたが、能力は高い。あまりに速い時計になると切れ味が鈍る弱点があるとされ、日本一長い直線で上がり勝負になる関屋記念ではスタミナと持続力が問われそう。斤量53kg前後の軽さを活かせれば上位争いも可能。
ダイシンヤマト
ヤマカツエース産駒の5歳牡馬。あけぼのステークスを勝ち、前走しらさぎステークスでは4着と惜敗。父譲りの粘り強さと前々で運べる脚質が新潟外回りに合い、先行有利の傾向からも侮れない存在。馬場状態とペースが味方すれば穴候補。
アルセナール
エピファネイア産駒の4歳牝馬。前走分倍河原Sで完勝しオープン入りしたが、ルメール騎手は「距離は1400mがベスト」とコメントしており、今回は初の1600m挑戦が鍵となる。ただし野芝の高速馬場と長い直線は瞬発力が求められるため、末脚勝負に徹するなら見せ場がありそう。杉原騎手は新潟芝1600mで勝率10.5%と安定した成績を残しており、乗り替わりは不安材料が少ない。
その他の出走予定馬
オフトレイル … NIKKEI賞勝ち馬で、先行力が持ち味。ハンデ頭が予想されるがペースを握れば面白い。
ハクサンバード … パラダイスステークス3着。軽量で長い直線を活かせば差し込みが期待できる。
フォーチュンタイム … マイル重賞で安定。三浦騎手は新潟芝1600mで複勝率24.6%と相性が良く、中穴候補。
ニシノスーベニア、トランキリテ、リフレーミング、ゴールデンシロップ、キョウエイブリッサ、ジョウショーホープ、メイショウシンタケなども参戦し、展開ひとつで波乱を演出する可能性がある。
展開予想とまとめ
長い向こう正面から始まる新潟芝1600mは序盤からペースが上がりやすく、直線入口まで下り坂が続くため息の入らない流れになりやすい。今年はハンデ戦で軽量馬が揃っているため、先行争いは激しくなりそうです。逃げ・先行馬の勝率が高く、追い込み馬は複勝率7.2%と苦戦していることから、ある程度前で運べる馬が有利でしょう。
過去10年の傾向では外枠が優勢であり、1〜8番人気の馬がほとんど馬券に絡んでいることから、人気上位馬の取捨が鍵になります。今回の注目は前走重賞で好走したカナテープ、臨戦態勢が整っているボンドガール、世代トップ級の能力を持つイミグラントソング、そして新潟巧者の戸崎騎手が跨るレガーロデルシエロです。ハンデ差と枠順次第ではダイシンヤマトやフォーチュンタイムなどの中穴にもチャンスがあるでしょう。
今年の関屋記念は例年以上に展開の読みが難しい一戦になりそうです。長い直線とハンデ戦という舞台設定から、最後まで見応えのある差し比べが期待できます。過去のデータや新潟芝1600mの特徴を踏まえ、ぜひ予想の参考にしてください。
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