京成杯の注目馬予想

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第65回京成杯（GIII）の予想

◎PSP本命馬非公開
〇9キングノジョー
▲14パーティハーン
△3ミニトランザット　

★第65回京成杯（GIII）の注目4頭目はこちらをクリック

京成杯は、毎年1月に中山競馬場で開催される3歳馬限定の芝2000メートルの重賞レースです。1961年に創設され、1984年からグレード3に位置付けられています。このレースは皐月賞と同じ舞台で行われるため、将来のクラシック競走に向けた重要なステップとされています。

過去の傾向

1. 出走馬のキャリア

過去のデータから、京成杯で好走する馬はキャリアが1–4戦の範囲に収まっていることが多いです。特に、2014年以降の1–2着馬はすべてこの範囲に該当しています。キャリアが4戦以内の馬を高く評価することが推奨されます。

2. 距離実績

芝1800メートル以上の距離実績が、連対（2着以内）を果たすための重要な条件です。過去の1–3着馬には、この条件を満たさない馬は存在していません。

3. 人気別成績

1番人気馬: 勝率35%、連対率60%と堅実な成績。
2番人気馬: 勝率10%、連対率60%。
5–9番人気馬: 複勝圏内に入ることが多く、中穴馬の活躍も目立ちます。

4. オッズ別成績

単勝オッズ1.9倍以下: 100%の勝率。
オッズ5.0–7.9倍: 複勝率が35%以上。

5. レース展開

中山芝2000メートルはタフなコースで、スタミナと底力が求められます。ペースが緩むと前残りが見られる一方で、好位から差した馬の上位入線も多く見られます。

注目ポイント

1. 出世レースとしての地位

近年の京成杯はクラシック戦線への重要なステップレースとして注目されています。2023年の勝ち馬ソールオリエンスは皐月賞を制し、2024年の勝ち馬ダノンデサイルは日本ダービーを制覇しました。

2. 配当傾向

過去10年の三連単はすべて万馬券で、10万馬券以上が複数回出現。
上位人気馬が堅実に絡む一方で、中穴馬の台頭も多く見られます。

2025年京成杯の注目馬とPSPの印

△ミニトランザット

2024年フェアリーS優勝馬イフェイオンを全姉に持つ良血馬。メイクデビュー京都（芝1600m）では4番人気でハナを切ると、直線でも余裕の手応えで逃げ切り勝ち。メンバー中最速タイの上がり3ハロン34秒2を記録し、鮮やかな完勝劇を披露した。騎乗した鮫島克駿騎手も「終いまでしっかり動けた」と高評価。京成杯では新馬勝ちからの飛躍が目立つ傾向があり、素質馬として注目される。距離延長も対応可能で、先行力を武器に重賞制覇を狙う。「ミニトランザット」の馬名は、一人乗りヨットレース名に由来。

▲パーティハーン

全姉は2020年ブリーダーズCフィリー&メアターフ（G1）勝ち馬アウダーリャを持つ良血馬。前走未勝利（京都・芝2000m）では、逃げの手応えと最速の上がり3ハロン34秒0で5馬身差の圧勝を収めた。京成杯は過去10年で前走京都組が連対率33.3%と好相性。母系はヨーロッパ由来の良質な血統でスタミナ豊富。2023年セレクトセールで2億9700万円で取引された期待馬であり、素質を武器に初タイトルを目指す。「パーティハーン」の馬名はタイ語で「奇跡」を意味する。

○キングノジョー

2023年天皇賞（春）を制したジャスティンパレス（父ディープインパクト）を半兄に持つ良血馬。メイクデビュー東京（芝2000m）では、抜群のスタートから好位に収まり、直線で狭いスペースを力強く抜け出して2馬身半差の快勝。上がり3ハロン33秒8（推定）の切れ味を発揮し、C.ルメール騎手からも「瞬発力が素晴らしい」と高く評価された。2023年セレクトセールで3億4100万円で取引された期待馬で、今後の大舞台での活躍が期待される。「キングノジョー」の馬名は「王様の＋人名」に由来。